晴れた空見上げるカタツムリの親子
暖簾と手ぬぐいの制作を依頼されました。
たびたびその家族がオーダーくださるのは、ワニさんやクジラさんなど、かわいらしくて、そしてやはり家族の温かみを感じるテーマです。
今回はカタツムリがテーマでした。
悩みながらも楽しい図案孝作。
それから、型紙を彫るのも、楽しいです。
一心になること。型紙の彫る作業の様子→<iframe width="420" height="315" src="http://www.youtube.com/embed/jElQC3qjbJk" frameborder="0" allowfullscreen></iframe>
型紙が出来たら、カシュー(合成漆)で絹で出来た紗を型紙に貼り付けます。
こんどは生地に型紙を載せてシルクスクリーンのように木ベラで糊をこすりつけます。
切り取ったところに糊がのります。
細かい木屑の粉をふって、糊の表面に木屑の膜を作ります。
で、乾かします。一日くらい放っておきます。
けっこう、放っておく。ってアバウトですごく大事な作業は出てきます。
今回は、煤を呉汁で溶いたもので甲羅の中を色つけしました。
2~3日は放っておきたいです。
すっかり乾いたので、いよいよ染めます。
夢中ですので、染色中作業は撮れません。
誰か撮って!
で、出来ました。
甲羅の中のグレーがすごく良いです。
松の煤で墨汁の原料で染めました。
手ぬぐいもかわいいですy。